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老人性難聴

人が歳を重ねると、運動機能や感覚器など、多くの部分の機能が低下してきます。耳についても例外ではなく、多くの方が50代〜60代ぐらいから聴力の低下を感じるようになり、同時に耳鳴りが起こることもあります。

この症状を『老人性難聴(加齢性難聴)』と言います。

『老人性難聴』は高音の耳鳴りが両耳同時に起きる

老人性難聴による聴力の低下は、高音域から始まることが特徴です。まず、高い音が聞き取りにくくなり、難聴が進行すると人の会話の音域が聞き取りにくくなってきます。一種の老化現象なので、年齢と共に少しずつ進行するのですが、一般的には60歳過ぎまでは難聴をはっきりと自覚することは少ないと言われています。

さらに、老人性難聴の最大の特徴は、「音は聞こえているのに、相手が何を言っているのかを理解できない」という、“言葉の聞き取り能力の低下”が見られること。この症状は、早い人で50代から現れ始めるそうです。

老人性難聴の症状として、難聴と同時に耳鳴りが起きやすいことも挙げられます。耳鳴りは両耳同時に起こり、「キーン」というような高い音が特徴。初期は難聴をはっきりと自覚することが少ないので、耳鳴りだけを感じる場合も多いようです。

50〜60代の方で、高音の耳鳴りを感じ始めたな…という方は、難聴も始まっている可能性がありますので、一度受診して聴力検査を受けられることをおすすめします。

老人性難聴からくる耳鳴りの治療法とは

では、老人性難聴を原因とする耳鳴りの治療・緩和法には、どのようなものが考えられるでしょうか。

血流を促進するサプリでアンチエイジングケアを

いつまでも若々しい聴力を保つためには、内耳の血流を滞りなく保つことが重要です。

一般的にアンチエイジング効果が高いとされているサプリメントを取り入れてみるのがおすすめです。イチョウ葉エキスや、ヒメツルニチニチ草などのハーブは、血流を促進して血栓をできにくくしたり、神経細胞の活性化に役立つそう。

アミノ酸やミネラルが多く含まれるハチの子や黒酢は、内分泌や自律神経などの伝達系を活性化させ、難聴や耳鳴りに効果的です。さらに、最近の研究では、コエンザイムQ10が加齢による難聴を予防する効果が高いとされて注目を集めています。

騒音や大きい音から耳を守る

耳の老化現象は、内耳の蝸牛と呼ばれる器官にある“有毛細胞の老化”によるものと言われています。有毛細胞は、繊毛で空気の振動を信号に変えて音として脳に伝えている重要な部分で、自ら細胞分裂をしないため、一度壊れると二度と再生しません。

老化により蝸牛の血流が悪くなったりすると、有毛細胞も機能低下を起こし聴力が落ちてしまうのです。さらに、長年にわたり大きな音量で音楽を聴き続けたりすることで、有毛細胞を傷つけてしまい、聴力が低下することもあります。

若いうちから、ヘッドホンやイヤホンで大音量の音楽を聴き続けていた人ほど、難聴が現れやすいと言われているのです。老人性難聴を進行させないためには、日常生活の中で、大きな音や騒音から耳を守るよう意識することが大切です。

“音響療法”や“TRT”で耳鳴りと共生する

老人性難聴を原因とする耳鳴りは、完治することは難しいものです。そこで、耳鳴りを完全になくすことを目指すのではなく、コントロールして生活することを目標とするのが“音響療法”。全く音のない環境では耳鳴りが気になってしまうので、波の音や森の音などの適度な音量の効果音や穏やかな音楽を利用して、耳鳴りをコントロールしていきます。

さらに、この“音響療法”を一歩進めた治療法として“TRT”という方法が注目されています。これは、音響療法とカウンセリングを繰り返し、耳鳴りの音を脳に意識させないように順応させる治療法。例えば、冷蔵庫の音などの生活音を、普段まったく意識することもなく生活していることから発想し、耳鳴りも生活音のように無意識に慣れてしまおう、という方法です。具体的には、音響的ノイズが出るサウンドジェネレーターという装置を使って治療していきます。

耳鳴りに順応できるようになるには、約1〜2年の治療期間が必要だと言われていますが、完治することのない耳鳴りと上手に付き合おう、という画期的な治療法ですね。

治療をはじめる前に
〜耳鳴りの原因をつきとめる

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