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その他

これまで解説してきた、老人性難聴や突発性難聴、メニエール病などの疾患のほかにも、耳鳴りの原因となる病気はたくさんあります。その中から、いくつかをご紹介しましょう。

耳鳴りの原因その1:中耳炎

中耳炎とは、中耳の部分で炎症が起こる病気の総称。一般的には中耳に何らかの細菌やウイルスが侵入して炎症を起こした状態のことです。

一時的なものを『急性中耳炎』、長期間にわたって炎症が続いているものを『慢性中耳炎』と言います。急性の場合の主な症状は、発熱と耳の痛みで、難聴や耳鳴りなどの症状はほとんど出ませんし、出たとしても3日ほどして炎症がおさまれば回復します。

慢性の場合は少々厄介で、急性を何度か繰り返しているうちに、炎症の後から膿が出て固まり、耳鳴りや難聴などの症状が出てしまうことがあります。慢性中耳炎と診断されたら、中耳にたまった膿を吸い出す治療で、難聴や耳鳴りを緩和していきます。

耳鳴りの原因その2:内耳炎

内耳炎は、中耳よりもさらに奥、内耳の部分で炎症がおこる病気で、難聴のほか、めまいや耳鳴りなどを伴います。中耳炎の炎症から内耳へと広がる場合と、血流を介してウイルスに感染し炎症が起こる場合などがあります。

ウイルス感染による内耳炎として有名なのは、はしかです。はしかが原因の内耳炎は両耳に起こり、高度な難聴を引き起こして回復することもありません。

そのほか、おたふくかぜやインフルエンザ、耳ヘルペスなどのウイルスが内耳炎に関係すると言われていますが、大抵の場合は片耳のみに起こり、難聴の程度は軽度から高度までさまざま。いずれにしても、ウイルス感染からの内耳炎で一度難聴になると、なかなか回復しないのが現状のようです。

耳鳴りの原因その3:聴神経腫瘍

内耳の聴神経の周りに良性の腫瘍ができる病気。片耳だけに耳鳴りが起こるのが特徴です。進行は非常にゆっくりで、腫瘍がだんだん大きくなるにつれて難聴や回転性のめまい、ふらつきなどの症状が出るようになってきます。それらの症状が出た時には、腫瘍がかなり大きくなっているケースもあるそうです。

良性なのでガンのように転移することはありませんが、腫瘍ができる場所によっては、顔面神経やその周りの血管を圧迫してしまい、顔面のけいれんやしびれなどの症状が出ることもあります。

治療は腫瘍の大きさをMRIなどで観察し、放射線治療や手術を行います。

耳鳴りの原因その4:血管障害

聴覚神経は脳のすぐ近くにあるため、脳の血管に何らかの障害がある場合に、血管性耳鳴りの症状が出ることがあります。例えば、動脈硬化で血管が細くなってしまい、血流が滞ってしまっているときには、脈拍に合わせた「トク、トク」といった耳鳴りが聞こえることがあるそうです。

また、とても稀な例ですが、脳に動脈奇形などがあると、「ザーザー」という大きな耳鳴りが聞こえることがあり、これは聴診器を使わなくても聞こえるとても大きな音の他覚的耳鳴りです。

脈拍に合わせて聞こえる血管性耳鳴りの多くは自然におさまりますが、長引く場合はCTやMRIの検査を受ける必要があり、疾患が見つかったときには、いずれも手術や血管の梗塞術などで治療します。

治療をはじめる前に
〜耳鳴りの原因をつきとめる

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